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医院ブログ

2025.12.29

糖尿病の状態で歯ぐきの出血が変わる?全身管理を踏まえた歯周病予防の重要性

こんにちは。
千葉県市川市にある三浦歯科医院院長の三浦靖です。
今年も三浦歯科医院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私たちは日々、
「患者様に感謝と感動をいただけるように行動すること」
「口腔から全身の健康を守ること」
を大切に診療に取り組んでまいりました。

本日は、歯周病と全身管理に関する最新の研究についてお伝えします。
11月29日に行われた第62回日本糖尿病学会近畿地方会で発表された、非常に興味深い最新研究をご紹介します。
そのテーマはサンスターグループが発表した『糖尿病関連血液指標を踏まえた歯周病の管理』です。
歯周病は全身疾患との関連が深いことが知られていますが、今回の研究では歯周病の安定期・維持期であっても、血糖コントロールや全身の炎症状態が歯ぐきの出血に影響を与えることが明らかになりました。
今回はその内容を紹介していきます。

血液データで歯ぐきの“反応のしやすさ”が変わる

今回の研究では、HbA1c(血糖値の指標)と高感度CRP(炎症の指標)が高い人は、同程度のプラーク量でも歯ぐきの出血率が高いことが示されました。
・歯磨きがしっかりできている
・プラークも少ない
それでも血糖や炎症の値が高いと、歯ぐきは出血しやすくなるということです。
特に、HbA1c高値 × 高感度CRP高値の組み合わせではこの傾向が顕著でした。
同じお口の状態でも、全身状態によって“歯ぐきの反応”が変わるという事実は、歯科医療において非常に大きな意義があります。

重要なのは「プラークコントロール+全身管理」

分析では、プラーク量はすべてのモデルで歯ぐきの出血に強く関連していました。
歯周病予防の基本はやはりプラークコントロールであり、毎日の歯磨きと定期的な歯科クリーニングが基盤となります。
一方で、今回の研究は「口だけでは防ぎきれない歯肉の炎症」が存在することも示しています。
糖尿病のある方は、下記の事柄がより重要になります。
・内科での定期的な血糖管理
・炎症値(CRP)の把握
・歯磨きに加え、歯間ブラシ、フロス、洗口などの併用
・定期検診での専門的ケア
特に、歯間清掃や洗口などの“歯磨き以外のケア”が、プラークの減少と強く関連していることも報告されています。

歯科と内科の“継続的連携”が必要な時代へ

サンスター財団附属千里歯科診療所では、今回の知見をもとに糖尿病患者のプラークコントロール目標を「血液指標を踏まえて個別設定」する取り組みを始めています。
一度紹介して終わりではなく、内科医、歯科医、歯科衛生士が継続的に連携して患者様を支えることが、健康寿命の延伸に不可欠です。
当院でも、個別リスクに応じたケアを徹底しています。

三浦歯科医院での取り組み

当院では、噛み合わせやお口の機能を踏まえつつ、患者様の生活習慣や全身状態まで考慮した予防計画を立てています。
炎症が出やすい部位、磨き残しが生じやすい噛み合わせ、血糖状態によるリスクを総合的に判断し、セルフケア方法を個別に提案します。
歯周病は全身疾患に影響し、全身疾患は歯周病の進行に影響します。
この双方向の関係を理解し、患者様と二人三脚で治療と予防を続けることが、感謝と感動をいただける医療につながると考えています。
気になる症状がある方、糖尿病をお持ちの方、お口の出血が気になる方はぜひ一度ご相談ください。
スタッフ一同、笑顔で皆様をお待ちしております。

今年度も、三浦歯科医院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私たちは日々、「患者様に感謝と感動をいただけるように行動すること」、
そして「口腔から全身の健康を守ること」を大切に診療を行ってまいりました。

この一年、多くの患者様との出会いに恵まれ、スタッフ一同、心より感謝しております。
来年度も、一人ひとりの患者様に寄り添いながら、より良い医療を提供できるよう努めてまいります。

引き続き、三浦歯科医院をよろしくお願いいたします。

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