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医院ブログ

2024.02.07

歯周病って何?

皆さん、こんにちは。
千葉県市川市の歯医者、三浦歯科医院の院長、三浦靖です。
今回は、「歯周病って何?」について、分かりやすく解説していきます。
歯周病は、多くの人が抱える口腔内の問題なのですが、正しく理解されていないことも多いです。
このブログを通じて、歯周病の基本から予防方法など、皆さんが知ると役立つ内容についてお伝え出来ればと考えております。

1.歯周病とは何か

歯周病は、歯を支える歯茎(歯肉)や顎の骨に炎症が起きる病気です。
この歯茎の炎症は、主にプラーク(歯垢)内の細菌が原因で起こります。
炎症を放置すると、歯が抜け落ちる原因にもなってしまいます。
また、最近の研究で、歯周病があらゆる病気に関係していることが解ってきました。
歯周病が進行すると、認知症、脳梗塞心筋梗塞、インフルエンザ、コロナなどに感染する割合が10倍になるとも言われています。
また、早産や低体重児出産になる確率が6倍その他糖尿病、骨粗鬆症など、あらゆる病気に関連していることがわかっています。

2.歯周病の原因

歯周病の主な原因は、プラークです。
プラークは、食べ物のカスや細菌の塊で、毎日の歯磨きで除去することが重要です。
また、喫煙やストレス、栄養不足も歯周病を引き起こす要因となりますので注意が必要です。
噛み合わせは重要で、噛み合わせが悪くなると血流障害を起こし、細菌の侵入に対して抵抗力が落ち歯周病を進行させてしまいます。

3.歯周病の症状

歯周病の初期段階では、歯茎の腫れや出血が見られます。
あなたは歯茎に腫れや出血はありませんでしょうか?
それらが進行すると、歯茎が下がり、歯が長く見えるようになることもあります。
更に重症化すると、歯がグラグラしてくることもあります。

4.歯周病の進行過程

歯周病は、初期の歯肉炎から始まり、進行すると歯周炎へと進化します。
歯周炎では、歯を支える骨が徐々に失われていってしまいます。
さらに全身に歯周病菌が、ばら撒かれることにより様々な病気になりやすくなる事がわかっています。

5.歯周病の診断方法

歯周病の診断は、歯医者での口腔内検査が基本となります。
歯肉の状態、歯の動揺度、歯周ポケットの深さ、レントゲン検査などで歯周病かどうか判断、診断されます。

6.歯周病の治療方法

歯周病の治療は、初期段階ではプラークの徹底除去が中心です。
進行している場合は、歯石除去や、場合によっては手術が必要になることもあります。

7.歯周病予防のための日常ケア

歯周病予防の為には、日々の正しい歯磨きが最も重要です。
また、定期的な歯医者での検診も欠かせません。およそ3ヶ月に1回は定期検診にて歯科医院に通われることをお勧め致します。
噛み合わせも重要です。
バランスの良い食事や禁煙も歯周病予防に効果的です。

8.まとめ

歯周病は、初期段階での対応が重要です。
日々のケアと定期的な歯医者への訪問で、健康な歯を保ち、全身疾患の予防につながります。
もし歯茎に異常を感じたら、三浦歯科医院までお気軽にご連絡くださいませ。

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